映画「カイロの紫の薔薇」あらすじ

舞台は1930年代のアメリカです。
ミア・ファーロー演じる主人公のセシリアは、夫が失業中。代わりにウエイトレスなどの仕事を掛け持ちて働き、何とか生活しています。
その彼女の唯一の楽しみが映画を見ること。
上映中の「カイロの紫の薔薇」は、彼女のお気に入りの1本で何度も見に来ています。
ある日、映画を見ていると、主人公のトムが彼女に話しかけ、スクリーンから出てきてしまいます。
そして、何度も見に来ているセシリアを見ているうちに恋をしてしまったと告白。
セシリアを連れて映画館の外へ逃げ出します。
自分の大好きな主人公がスクリーンから出てきて、告白されたセシリアは夢見心地です。
一方、主人公が抜け出してしまった映画の中は、他に出ているキャストが勝手におしゃべりを始めてしまうなどの大混乱となり、ストーリーは進まず、
映画館の観客たちも怒り出す始末。
映画館側も、上映をストップすれば、主人公のトムが戻れなくなるので、ストップすることはできません。
困った映画館側は、「カイロの紫の薔薇」のプロデューサーたちを呼び出します。
その中には、映画で主人公を演じた俳優ギルも一緒でした。
映画の主人公のトムが、現実の世界で何か問題を起こしたら自分のスキャンダルになってしまうと考えたからです。
俳優のギルは、トムがセシリアと一緒にいることを知り、何とか映画に戻るように説得しますが、セシリアを愛しているトムは戻ろうとはしません。
そこで、俳優のギルは、セシリアの気持ちを自分に向かせることで、トムがあきらめて映画に戻るようにすることを思いつきますが・・・
このようなあらすじです。

映画「カイロの紫の薔薇」感想

「カイロの紫の薔薇」という美しいタイトルに惹かれました。映画の監督はウッディ・アレンです。
大好きな映画の主人公が、夫にも振り向いてもらえず、必死で生活をしている(冴えない)自分に恋をして、スクリーンから抜け出してくれた・・・
その部分から、私も感情移入していました。
映画の主人公がスクリーンから抜け出しすという、少し昔物語的な、乙女チックというか、その設定が結構好きです。
レトロな雰囲気の映像とミア・ファーローの素朴でかわいらしい感じ。
「仕事では毎日失敗ばかりで、仕事をかけもちしながら必死で家計を支えているのに、夫は好き勝手なことばかり。
私のことなんて考えてもくれない。疲れているのに、でも働かなきゃ。」という気持ちが伝わるような演技もいいです。
映画の主人公トム、俳優ギルとの三角関係など、もしかしてありがちなのかもしれませんが、とても楽しむことができました。
ミア・ファーロー演じるセシリアと同じように、私の大好きな映画となり、ひとりで3回見に行きました。

映画の魅力

ひとりで楽しむことができ、贅沢な時間を作ってくれるのが映画です。
一昔前は、月に何回も映画館に足を運びました。
「カイロの紫の薔薇」を上映していた映画館は今でも営業を続けています。
個性的な映画、味のあるいい映画を上映してくれるお気に入りの映画館です。
家でもいろいろな方法で映画を楽しむことができますが、映画館はずっとあり続けて欲しいと願っています。